江戸の囃子は葛西囃子が発祥とされます。この葛西囃子が様々な地域に様々な形で継承され、そして様々な流派に分かれていきました。民衆芸能であり、その手法は口伝です。長い年月を経て変化しているものと思われます。
一口に〇〇流と同じであっても、違う曲調、違うコンセプトである場合があります。
こちらのページでご紹介するコンセプトや名称は、あくまでも当連に伝わったもの・師匠より継承されたものであることをご理解下さい
踊り
当連の踊りについて紹介します。当連所有の面を使った踊りのみのご紹介です。
※各項目は横にスライドします。
動物系
きつね
囃子における花形の踊り。神の使い。五穀豊穣や商売繁盛、家内安全などの御利益が込められています。
俊敏な動きの中に、頭を振って髪(シャグマ)を振り、口を動かす等、静と動の変化ある踊りです。幣束(祓い棒、おおぬさ)を持って踊る。
当連は白狐、赤狐、黒狐がおり、順に激しさが増します。※当連は神楽鈴を持って踊るような<天狐>の舞は継承されていません。
(曲目)ぶっこみ/屋台/昇殿
獅子
動物が獲物を狙うしぐさを見せたり、頭を細かく振るわせたり上下左右に動かしたりします。また耳を動かしたり足を噛んだりするなどからだ全体で踊ります。
悪魔祓い、疫病退治、豊作祈願などの意味が込められ、人にとりついた邪気を食べる性質があると言われているため、頭を噛んでもらうと良いとされる。
余談ですが、固いものより、紙が好きらしいです()。
(曲目)屋台/(鎌倉)/(国固め)
たぬき
とぼけた狸の舞。酒を飲んで寝たり、ひっくり返ったり、のどかな雰囲気になる踊りとなっています。
可愛いらしい面の表情で、子供に人気。
動かないため楽な踊りに見えるが、実は最も足に負担がかかり、非常にゆっくりな動きのため体幹を必要とする。
(曲目)もどきに同じ
人系
もどき
道化の踊り。
ストーリ性があり、日常のしぐさを取り入れられる踊りです。落語家が扇子一つで様々な動作を表現するように、扇子や手ぬぐいを使って、色々な表現をします。基本の動きをもとに、踊り手が様々な独自の動きを師匠から受け継ぎ、また自身で新しく生み出したりします。
面は数種類あり、ひょっとこ、だるま、わらい、ばかめんなどがあります。
(曲目)仁羽/子守歌/数え唄
空吹き(うそぶき)
当連は仕丁目を踊る面を限定して使用しています。舞にストーリー性を持たせるのが基本。曲目でも述べたように太鼓のリズムが心地良いのでそれに合わせて「舞うように踊っている」のが特徴。
(曲目)仁羽/子守歌/数え唄/仕丁目
岡崎
神社前で行う舞。
能や狂言に近い動きとなっており、神にお供え物をする仕草様子を表している。
藤助のような顔をしているが、それと比較して少し引き締まった顔。
岡崎という名称の由来の詳細は不明。仁羽の派生形、京都岡崎、神楽に出てくる神(ひるこ=えびす)など
(曲目)昇殿
その他
外道
鬼のような顔つきで、力強さを強調した踊り。にらみを利かせ、腕組、握りこぶしなどで力を誇示する。
鬼のような存在だが、改心して神になったともいわれる。つまり、半神。細かい部分だが、お面をよく見ると、目の色が金色と白色の半々となっている。
(曲目)屋台
おかめ
女性の踊り。踊りに、ストーリー性がある。
「お多福」などと呼ばれ古くから日本で親しまれている。太っていて福福しい女性は災厄の魔よけになると信じられていたことに由来しており、厄払い、魔除け、商売繁盛、家運繫栄など福呼ぶ踊りとされている。天太とも呼び、神様と捉える地方もある。(その場合七福神ではなく、八福神)
(曲目)仁羽/子守歌/数え唄
大黒
★★★★★★★★★★★★★★
※この他にも、個人で使用している面や衣装を用いる踊りもあります。ご興味ある方は、是非当連出演のイベントにお越しください。
流派
当連の流派は目黒流船橋派です。古くから船橋村の内海軍次郎氏より教わった藤若囃子連(藤橋囃子連)に師事を受けています。
曲目
当連に伝わる曲目(演目)とそれぞれのコンセプトについて紹介します。
楽器
お囃子で使う楽器について