楽器
基本的は4つの楽器で構成されます。
イメージを捉えやすいように補足的にドラムセットに置き換えて説明します。

1.笛
曲のメロディライン。
曲の変化の合図、テンポの速さなどの主導権を握る楽器。
古典調の7穴を使用し、4本~6本調子の篠笛を扱うことが多い。

2.つけ
締め太鼓。
高い方をシラベ(左側)、低い方をカラミ(右側)と呼ぶ。※設置位置が他の地域と逆だが、何故かは不明。
基本的なリズムをシラベで叩き、その裏をカラミで叩くのが通常の構成。カラミはアレンジ性があり、習った師匠によって、雰囲気の違いがあり、それが叩き手の個性へと繋がっていく。
よって、同じ曲でもその表情が変わる。
熟練者になると、シラベの叩き手が、カラミを聞きながら、さらにその裏を叩くこともある。
ドラムセットに例えると、シラベがスネア、カラミがタム。

3.おおかん
長胴太鼓。
基本的には曲のベースラインを担う役割だが、ときに主役となって叩く。
熟練者になると、叩く仕草からカッコよさが表面化される。
ドラムセットでいうフロアタムやバスドラに当たる。

4.鉦すり
真鍮の鋳物で作られ,竹に鹿の角を付けたバチ(撞木・しゅもく)で打つ。鳴る音からチャンチキと呼ぶ地方もあります。
1人から多いとき3人で叩く。
ヨスケ(四助)とも呼ばれ、諸説由来はありますが、「4人(締め太鼓、長胴太鼓、笛)の助っ人」という意味あり、中心的な声出し、踊り手が困らないように、足元の小道具の整理など仕事は多岐にわたる。
踊りがトラブルで下がると、踊るように演奏する鉦すりは必見。
ドラムセットでいうハイハットに当たる。ハイハットにオープンクローズがあるように鉦すりも左手で音を調整する。